インタビュー

こだわりの手技でめざす根本的な解決

相模大野駅からほど近い、静かな住宅街にある『吉田整体院』
院長の吉田氏は、ひとり一人の顧客としっかり向きあい、痛みや不快な症状からの開放をモットーとしている。徹底して手技にこだわる吉田院長に、整体師としての仕事、そして、施術への想いをうかがった。

—-この仕事を始めたきっかけを教えてください。

学生時代から格闘技を観ることが好きで、格闘家たちの身体のケアについても興味がありました。今でしたら、トレーナーという仕事があると分かるのですが、私が高校生だった頃はそうした仕事も知られていないし、その仕事をするための情報もありません。ですから、高校の先生に言われるがままに就職しました。
ところが、興味のない仕事をしてもおもしろくないんですね。結局最初の職場は、1年足らずで辞め、営業の仕事に就きました。
実は高校時代は、先生から「君は人と接する仕事は向いていないよ」と言われていたのです。ところが、営業の仕事はいろいろな人と会って話ができて、とても楽しかったんですよ。結果的に10年ほど勤めましたが、いつしか学生時代に思い描いていた「身体のケアをする仕事」にチャレンジしてみたい、という想いが改めてわきあがり、資格取得のために学校に通い始めました。

—-憧れだった仕事にようやく近づくことができたのですね。

やりたいことを学ぶのですから、勉強もおもしろかったですね。自分から率先して机に向かうなんて初めての経験でしたよ(笑)。また、同じ道を目指す仲間の年齢、経歴も幅広くてね。とても刺激になりました。

—-その後、整体院に勤務されて。

この仕事を初めて、早もう20年目です。仕事をするうちに、独立して自分のやり方でやってみたい、と思うようになり、2年前に独立しました。ただ、ずっと勤めている整体院には、今も午前中は勤務しています。ゆくゆくは自分の整体院だけでやってきたいという目標はもちろん持っていますが、勤務先の院長にはとてもお世話になっていますし、今は、そちらのサポートもしっかりやらないといけないと思っているので、2つの職場を掛け持ちしながら頑張っているところです。

—-開業されるにあたって、どのような整体院にしたいと思いましたか。

流れ作業ではなく、一人ひとりのお客さまに合ったオーダーメイドの施術をすること。それから、お客さまと言葉のキャッチボールができる場にしたいと思いました。何かあれば吉田整体院に、と頼っていただける、「お客さまにとっての救急箱」的な存在になることが目標です。
「救急箱」として機能するためには、お客さまにご満足いただける施術をしないといけません。整骨院やマッサージに長く通っても結局よくならない、というお悩みをよく耳にしますが、うちは、そうではなく、数回通っていただければ、必ず楽にしますよ、と。そうお約束することをモットーとしています。

—-確かに、ずっと通っても治らないから、また別のところを探すといったケースは多いですよね。

せっかく数ある整体院のなかから当院を選んで来ていただいているのに、いつまでたっても治らないなんて、お客様に対して失礼なことだと思います。
ただ、腰痛や肩こりなど、整体院が得意とする分野の症状は、慢性的なものでもあるので、100%治すのは無理。そこははっきりお話したうえで、7~8割は必ず楽にすることが私のモットーです。
マッサージや整体は、1回受ければ、確かに楽にはなります。しかし、翌日ひどい揉み返しがきて辛くなったり、2日ぐらいたつと、またもとの状態に戻ってしまう、といった経験をされる方がとても多い。そうではなくて、できるだけ楽な状態を長持ちさせる施術を心がけています。

施術に、骨格矯正(調整)を取り入れていらっしゃるとのことですが、これはどのような施術なのでしょう。

マッサージだけで楽になるのなら、それでよいのですが、いくらマッサージに通ってもよくならない方は、体に悪いクセがついていたり、ゆがみが生じていることが多いのです。たとえば座っているときに、いつも決まった側の足を組んだほうが楽だと感じる方は、骨格にゆがみがあることがほとんどです。自分ではなかなかわからない姿勢やしぐさのクセもありますから、ひとり一人の姿勢や身体の状態をチェックして、身体をもとの状態に調整するのが、当院で行っている骨格矯正です。
矯正というと、カイロのように骨をボキボキするなど、痛そうなイメージを持つ方も多いと思いますが、当院の矯正は、痛みや苦痛を伴うものではありません。

施術を受ける側として心がけることはありますか。

ここがつらい、痛いなど、とにかくどんどん話をしてください。整体院なんてどこも同じだから、と半ば諦めている方こそ、具体的に「このレベルまでは治してほしい」と伝えてほしいと思います。せっかく時間を割いて整体院に行くのですから、楽にしてほしい、治してほしいと要求するのは当然のことです。また、そうしたご要望を会話のなかから引き出して差し上げることもまた、私の使命だと思っています。
ご相談の内容によっては、信頼できる接骨院や整形外科医をご紹介することも可能です。

このように、お客様のお悩みに対し、真摯な気持ちで徹底的に寄り添うことが私のモットーです。「治してあげる」ではなく、「治したい」という気持ちが、私にとって仕事への原動力となっています。そうすることで、お客さまから「ありがとう」「楽になった」と言っていただけるなんて、これほど幸せな仕事はありません。遠回りはしましたが、この仕事に就いて、本当によかったと思っています。

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